ますます好調

進藤さん(福田麻由子)のクールさの謎が明らかに。
今回は奥貫薫が母親役でしたが、実は真矢先生(天海祐希)が……
って、それじゃ、まんま「ラストプレゼント」だって(藁
真矢先生の前に撃沈したお姉ちゃん(夏帆)、
今回は適切な助言でした。ナイス。
逆に天童先生(原沙知絵)、ますます情けないぞ!
先週の溺れたところを助ける場面とか、
今週のケガをした和美ちゃんを医務室で治療する場面とか、
実は真矢先生は和美ちゃんが自分に抵抗してくることが
嬉しいんだな、と言う感じがありあり。
私の「ライオン」説、ますます自信が深まる。
和美ちゃん(志田未来)の体を張った行動で、
クラス中のみんな(馬場ちゃん(永井杏)やあの恵里花ちゃん(梶原ひかり)までもが)が和美側に、
と言う涙の出る展開でしたが、
ここで一気に攻めきれなかったのは、和美ちゃんの失敗。
権力側というのは、自分たちの地位を守るために、実に用意周到に準備をしているもので、
それに対して革命側は、地盤がきちんとしていないので、
勢いがある時に、一気呵成に攻めなければならないのです。
今回の和美ちゃんの負傷は、千載一遇のチャンスだったのですが、
個人面談に持ち込ませてしまったのはまずいですよ。
案の定、恵里花ちゃんは真矢先生の「私は知っているのよ」攻撃の前に、陥落寸前。
あぁ、どうなる、和美ちゃん。
でも、進藤さんは味方についたし、馬場ちゃんも今度は裏切らないから、がんばってね。
夏休みがないと言う話の時に、真っ先に「成績がいい人の特典はありますか?」と質問して、
みんなが「神田さんの手伝いをします」といった時に、
一人だけ立たなかった刈谷孝子(佐々木ひかり)、
後半のキーマンは彼女ではないでしょうか?

「ドラマとしての主役」と「本当の主役」

>さり様
私の勝手な推測ですが、脚本家の遊川和彦の本音は、実は真矢先生の方にあると思っています。
だからこそ、真矢先生は、あれだけ魅力的なのです。
さりさんが書かれている目の演技にしても、天海祐希が、その辺を理解していて、
うまく表現している気がします。
その辺のところがわからない香具師がああだこうだと批難している訳でして。
ただ、ドラマとしては、和美ちゃんを主役にしない訳にはいかない、と。
このドラマは単純に「善=和美、悪=真矢先生」と図式化はできないのですが、
見た目的にはこういう図式になっている訳で、
そうなると、形上は和美ちゃん主役になるのではないか、と。
進藤さんの秘密を話す時にも、「彼女は弱い人間なのよ」と冷たく言い放ちますが、
その言葉の裏に、「だからあなたが助けてあげなさい。あなたならできるわよ」という
和美ちゃんへの愛情と期待を感じたのは私だけでしょうか?