これだからアメ公はイヤだ凸(`_')

盛んにマスコミでは「野球の真の世界一決定戦」などと煽っていますが、
実態は世界規模のオープン戦でしかないWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。
私がこの大会を評価しないのは、もともとはこの大会は大リーグ機構が自分たちの金儲けのためにでっち上げたものだから。
五輪に大リーグが選手の派遣を許可しなかったのは、シーズン中であり、スター選手が五輪にでることで収益が減るから。
五輪から野球(とソフトボール)が除外されるという時も、大リーグ機構は何のアクションも起こさなかった(はず)。それが突然、WBCなるものを提唱して、自分たちで勝手にルールを作り、「いつまでに参加の返答をしろ」と高圧的な態度で参加を強制。当然、自分たちで決めた訳だから、大会の収益もほとんどが大リーグに流れるようになっている訳です。
だいたい開催時期が今であることがちゃんちゃらおかしい。今の季節はキャンプ・インしてわずか、日本だってオープン戦の時期じゃないですか。当然大リーグも同じ。そんな時期に選手がベストの状態である訳がない。
このこと一つをとっても、この大会が野球の真の世界一決定戦ではないことを証明しています。
この時期にやることにしたのも、オープン戦よりもこちらをやった方が放映料が一杯入って、自分たちが儲かるから。「真の世界一決定戦」といいながら、(アマチェアでは)世界最強であるキューバ政治的な理由で排除しようとしたり。
これは完全に邪推ではありますが、アレックス・ロドリゲスが最終的にアメリカ代表を選んだのも、何らかの圧力があったんじゃないか?、と思えてしまいます。
何のためかって?
アメ公が自分たちが一番になるために決まっているじゃないですか。
かつて、五輪のバスケットボールでマジック・ジョンソンの提唱でNBAオールスターズによるドリームチームが結成されたことがあります。もともとはチャリティー目的の結成ではありましたが、でもその前の五輪でアメリカチームがソ連(当時)に終了3秒前に逆転されて、金メダルが取れなかったことも、結成に関係しているに決まっています。つまり、自分たちが1位になるために、チャリティーの美名の元にやった行為ですから。
欧米は、自分たちがたとえば日本とかに負けると、すぐにルールを変えて自分たちに有利にします。
この間まで、トリノで冬季五輪をやっていましたが、
たとえばノルディック複合の場合、荻原健司らの活躍で日本が強くなった時に、日本の得意であるジャンプの得点比率を減らして、自分たちが得意なクロスカントリーの得点比率を高くしたり、
ジャンプでは背の低い日本人に不利なように、身長(と体重)によるスキー板の長さ制限をしたり、
そのくせ、日本発祥の柔道に関しては、勝手に自分たち向けにルールを変えたり。
どうせならF−1のように、端から「欧米至上主義」を掲げていてくれた方がまだいいですね。「欧米以外は参加するな」みたいなことを言って、HONDAやらアイルトン・セナらに露骨に不利な判定をしていましたけど。
私は国粋主義者ではありませんが(どちらかといえば似非左翼)、それでもこういう時に日本って何も言わないですよね。だから、なめられるんですよ。「金さえ出しておいてくれればいい」みたいに思われていることアリアリ。
ちょっと違うかもしれないけど、たとえば陸上の走り高跳びの場合、高さで競ったら、体格的に不利な日本(アジア系)は絶対に不利じゃないですか。だったら、飛んだ高さと身長の差で順位を決めろ、ぐらいのことをいってみてもいいんではないかい?