熊田曜子と安田美沙子(と若槻千夏)に、この時間帯の主役を

はるか17」第3回
高評価キープです。
当初は、古田新太橋本さとし、金子貴俊、杉本哲太、マギー、深沢敦佐藤二朗と言った脇役陣のオーヴァーアクションと声のでかさが気になっていたのですが、うまく調和してきている気が。
大部分が小演劇出身ということで、どうしても舞台での演技のような声の張り方やアクションになるのですが、
普通、テレビの場合、舞台のような調子でやると、臭さが異様に強調されるのですが、
意外にうまく嵌まっているかな、と。
特に杉本哲太の大手芸能プロのやり手の強面マネージャー役はぴったし。
平山あやもいい味を出していますし、父親役のガッツ石松も、
「へぇ、こんな役もやれるんだ」という感じで、ちょっと見直し。
ライバル役の瀬戸早妃がもっと高ビーな感じを出してくれるといいかな、と。

所々に細かい遊びも入れています。
今回は、平山とガッツが父娘で昼を食べている部分で、
後ろの席で双子のお笑いコンビ(名前忘れたけど、「キュッキュッ」とかのギャグやる奴等)が、
なにげに芸を披露していたり、とか。

テレ朝のこの時間(金曜23:15〜)のドラマって
仲間由紀恵の「TRICK」とか高橋克典の「特命係長・只野仁」とか意外に面白いドラマをやっています。
昨日の続きでいうなら、昼メロに出るよりは、この時間帯のドラマで主役を狙ってほしいですね。
テレ朝って「ブラックアウト」とか深夜のドラマに秀逸作が多い局です。
おそらく、若手のPが作っているのでしょうが、
こういった若手がいながら、ゴールデンのドラマがつまらないのはなぜなんでしょう