なぜ、週刊文春だったのか?

今日(正確に言うと昨日←今書いている時点から見てのこと、ここまで書かないと誰かさんは理解できないからw)は横浜へお出かけしていたので、時間は開きましたが続きを。
皆さんへのレスは明日書きます(誰かのまねw)。

さて今回、なぜこの記事が週刊文春に載ったのでしょうか?
この記事が出る少し前に、週刊新潮(新潮社)と週刊現代講談社)による
吉本興業現経営陣と創業家(林家)の代理戦争が行われていたのは、皆さんご存じかと思います。
新潮側が林家の未亡人の手記を載せ、講談社側は中田カウスや現経営陣側の人間の手記を載せていました。

週刊文春文藝春秋)もこの話題に一口噛みたいと思ったのでしょう。
つまりターゲットは熊田曜子ではなく島田紳助(=吉本興業)。
新聞社系以外でいわゆる大手といわれる中で残っているのは小学館週刊ポスト)と文藝春秋週刊文春)。
小学館週刊ポスト)は巻頭でグラビアアイドルの写真を載せることが多く、
グラビア系のタレント事務所と事を構える気はないのでしょう。

これはよくある話で、モー娘。ハロプロ)のスキャンダルに関して「FRIDAY」では取り上げられるのに
FLASH」では取り上げられないのは、
スキャンダルを取り上げない代わりに写真集の中からのカットなどを発売前に掲載できるようになっているのです。
いわゆる「バーター」と言うやつです。

週刊文春は巻頭で「原色美女図鑑」と言うのをやっていますが、取り上げるのはグラビア系以外のことが多く、
特にそういったしがらみが薄いこともあって載せたのでしょう。

今週刊誌の編集部の場合、編集部員の中で正社員の割合と言うのは非常に少なくて、
巻頭のスクープ記事などは社員も取材をしますが、
ほとんどの記事を書いているのはフリーライターです。
正社員の編集部員の仕事は、ほとんどが進行管理です。
nayoungさんも書かれていますが、「週刊朝日」などは記事に必ず書いた人間の名前が出ていますが、
ほとんどの週刊誌に記事を書いた人の名前が出ないことが多いのは、
何かあった時の責任回避のためでもあるわけです。
名前が書いてないから与太記事とは言いません。
ただ今回の記事の場合は、すでに説明したように、
なんら根拠も裏付けもない内容。しかも取材のために沖縄に行くと言うこともやっていないでしょう。
経費がかかりますから。ほとんどが電話取材でしょうね。

企画会議で
「何かページ埋めるためのネタない?」
「じゃぁ、紳助と熊田曜子と言う噂がありますが、それでやってみますか?」
程度の感じで決まったものでしょうね。

しかもこの記事の後に他紙の後追いもなく、
梨元勝福岡翼井上公造の後追いもないとなれば、
「火のないところに無理やり煙を作った」んじゃないでしょうかね?


この記事のどこに「事実」があるんでしょうか?
三鷹id:NQ3g4prv0チャン、教えて(藁