こんなに説明するの？

両方のドラマの人物設定です。

• 「警視庁捜査一課９係」
  • 渡瀬恒彦が係長で、娘が中越典子。中越と渡瀬の部下の井丿原快彦がちょっといい関係に。
  • 部下の津田寛治は警視庁の幹部の娘（浅見れいな）が恋人で、結婚を迫られている。
  • 羽田美智子は銀行マンの恋人（石橋保）との結婚か仕事かで揺れている。
  • 吹越満はクラブ歌手（遠藤久美子）と同棲している。
  • 田口浩正は奥さんが売れっ子の漫画家（畑野ひろ子）で、家に帰ると奥さんの手伝いをしている。
• 「FBI　失踪者を追え」
  • ボス（ジャック・マローン）は奥さんと二人の子供がいるが、奥さんとはうまくいってない様子。
  • 部下のサマンサ（ポピー・モンゴメリ）はジャックと不倫関係になっていたことがある（今も継続中？）。
  • ビビアン（マリアンヌ・ジャン・バプティスト）は子供の教育問題に悩んでいる。
  • ダニー（エンリケ・ムルシアーノ）は時に暴走しがちなところあり。
  • マーティン（エリック・クローズ）は父親がFBI高官である。

実はこの人物設定、前者は１回目ですべてわかったのに対して、
後者の方は何回か見て徐々にわかってきた設定。
前者の方が人が多過ぎる上に、その関係を１話の中ですべて説明しようとしているのです。
21時に始まって、21時54分には「世界の車窓から」が始まるので、
ＣＭの時間を差し引けば、実質のドラマの時間は40〜45分。
その中でこれだけの関係を消化していたら、肝心の事件の話に割ける時間はもっと少なくなるわけです。
一応１回目と２回目で前編・後編的にしていましたが、
３回目以降は一話完結で、しかも毎回、全員のエピソードが語られる。
これじゃ、話のまとまりもつかないし、本筋の話はチャチくなるし、
おもしろくなるはずがない訳です。